『九相図』とは仏教絵画の一種で、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく過程を九段階に分けて描いたもの。僧侶はこれを絵解きに「肉体の不浄」「万物流転の無常」「執着の無意味」を民衆に説いた、とされている。
初公開されたものも含めて主な『九相図』をフルカラーで掲載した初の集成。まとめて見ることで、日本人の死生観や絵画技術の変遷の一端を知ることができる。
描かれた当時、こうした遺体はとても身近だった。現代は専ら死後数日で火葬するため、こうした遺体を目の当たりにするのは稀だろう。人によっては衝撃的だろうし、受け付けられないものかもしれない。だが人は【死】から逃れることはできない。時にあえて目の当たりにすることで、「時間の有限性」「生の意味と儚さ」「自身の生き方」について考えてみるのも、悪くはないだろう。
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九相図資料集成: 死体の美術と文学 大型本 – 2009/3/1
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社岩田書院
- 発売日2009/3/1
- ISBN-104872945468
- ISBN-13978-4872945461
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登録情報
- 出版社 : 岩田書院 (2009/3/1)
- 発売日 : 2009/3/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 246ページ
- ISBN-10 : 4872945468
- ISBN-13 : 978-4872945461
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